L interview vol.1
Girl Data
name:MIK
age:27
address:Tokyo
Q:趣味は何ですか?
映画鑑賞。ダンス。飲み。
好きな映画⇒「ダンスレボリューション」「WANTED」
「キングコング」「ポワゾン」「YOU GOT SERVED」
好きなダンス⇒HIP HOP、JAZZ
Q:何をしている時が楽しいですか?
友達と遊んでいる時。
Q:恋人はいますか?
今はいません。
Q:好きなタイプは?
背が小さくてすらっとしていて、
ぱっと見は小悪魔的(笑)な子。
ツンデレで2人で居る時が可愛いらしい子が好きです。
Q:自覚して悩んだ時期はありましたか?
あります。
最初は女性の先輩への憧れからはじまり、
中学で憧れる人が常に女性だったことで自覚し始めました。
高校で好きな子ができ、自分は女の子が好きなんだと確信し、
その頃は誰にも言えなくて悩みました。
大学に入ってネットで検索したら情報がたくさん有って
二丁目があることを知ったんです。
勇気を出して初めてオフ会に参加して
人生で初めてLガール達に出会いました。
綺麗な人、可愛い人もいっぱいいるのを知りイメージが変わったし、
自分の他にもLガールがいることを知って自信が持てました。
初のカムアウトはバイト先の店長。
初めての彼女ができたことがきっかけでした。
カムアウトしたときの相手の反応は、特に何もなく普通でした。
最初は「理解できない」と言った人(♂)もいましたが、
彼女と自分と関わっていくうちに自然と受け入れてくれたようでした。
そのうち逆に「女心を教えて」と相談されるようになりました(笑)
最初のカムアウトから3年くらい経ち、
ずっと言いたかった両親にカムアウトしました。
父親は最後まで黙って聞いていましたが
母親には「ショックだよ。」と言われました。
「自分は女性に生まれてよかったし、これからも女性で居たい。
その上で女性として女性が好きなんだ。」と伝えました。
すると母親は「結婚だけがすべてじゃないからね。」と。
それ以上は具体的な言葉はなかったけれど、
次の日に父親から「飲みにこう」と言われて2人で飲みに行き、
そこで改めてその話をしたわけではありませんが言って良かったと思いました。
すっきりしました。
Q:仕事についての考えを聞かせてください。
現在の仕事は建設業ですが
今年勉強をして調理師の免許を取り、
小さな居酒屋さんをいつか開きたいと思っています。
Q:夢は何ですか?
好きな恋人と一緒に暮らして、
結婚という形式にとらわれず
実質の「結婚生活」を送りたいです。
常にどこにいっても堂々と
隠れることなく暮らして生きたいです。
Q:同性結婚・結婚式についてどうお考えですか?
結婚が制度として認められるようになるなら勿論自分もいつかしたいですね。
結婚式は相手のドレス姿を見たいから、挙げたいって思います。
日本で友人達に囲まれて結婚パーティーを開くととても楽しそうですよね。
Q:今の日本のLシーンについてどう思いますか?
初めて二丁目やイベントに行った時より
人が増えて、バーも近年増えてきているので嬉しいです。
テレビで「おねえタレント」が活躍していて
この数年間で随分世間に認識され
イメージが少しずつ変わってきていると感じています。
Q:日本のLシーンに何が必要だと思いますか?
やはりテレビや雑誌、マスコミの力は大きいと思うので
世間でも認められた有名人や著名人で
カミングアウトする人が出てきて欲しいです。
そうすれば、今まで言えなかった人も
勇気が持てるかもしれない。
Q:皆さんにメッセージを下さい。
思っている以上にLガールは多いから、
一人で悩まないでまずは一歩踏み出してみて欲しいって思います。
きっと世界が広がるから。