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2018-03-02

LGBTs ライフプラン コラム パートナーと生きていく〜オーダーメイドの婚姻関係①〜

こんにちは。
LGBTs ライフプラン コラムの第1回目は同性同士のカップル間で結ぶ契約書というテーマでお話ししていきたいと思います。

パートナーと人生を共に歩んでいくことを決めた場合、日本国内においては戸籍上同性同士のカップルは婚姻関係になることが出来ません。
婚姻によって得られる権利やサポートが受けられないため、パートナーと生きていくために不便や不利なことも多く、それを不安に感じる方もいるのではないでしょうか?

そんな不安を解消する手段のひとつとして、ふたりだけのオーダーメイドの婚姻関係、『契約書を結ぶ』という方法があります。

一緒に暮らしていくのに契約書を作成するなんて、なんだか堅っ苦しいな・・
パートナーに言い出しづらいな・・
と思うかもしれません。

しかし、契約関係を結ぶことの本質的な意味として「苦しいときや大変なときもお互いをパートナーとして支えていくことが出来る」ようになるということが挙げられます。

長く人生を共にしていけば、楽しいことや嬉しいことだけではなく、病気や怪我、老後の判断能力の低下など、様々な場面に直面する可能性があります。
その際、契約関係にないカップルだとパートナーとして相手を支えることが法律上、難しい場合も多くあります。

異性のパートナーであれば結婚する場合は、婚姻届を提出しますよね。
また結婚式で「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。」などと誓うシーンもあったりします。

婚姻届一枚を提出することで、夫婦として様々な場面における、契約関係を結んでいるともいえるのです。

同性同士のカップルが擬似的な婚姻関係、契約書を作成するということは、見方を変えれば、ふたりだけの取り決めなどを盛り込み、オーダーメイドの婚姻関係をつくることが出来る、ということがメリットだと感じています。

次回は実際に擬似的に婚姻関係をつくるための契約書について、以下のようなことをもう少し具体的にお話ししていきたいと思います。

・準婚姻契約書
・任意後見契約書
・遺言書
・信託契約書

いかがでしたか?
契約、といっても、ふたりで歩んでいくこれからの長い人生に安心をもたらすお守りのようなもの、と考えてみると良いかもしれませんね。

Novia Noviaでは、公正証書作成、資産運用、住宅ローン、保険など、暮らしていく上で生じるお金にまつわる不安や疑問について、自分のこれからの人生や共に暮らして行くおふたりの人生に、どのような選択肢があるのか、それぞれの選択肢にはどのようなメリット、デメリットがあるのか、これからも一緒に考えていきたいと思っています。
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